ジュリアン・レブライ
縁の下の力持ちという言葉は、実質的でありながら目に見えない貢献をしてくれる人に使われる言葉ですが、タイラー基金にはそのような人がたくさんいます。今月はその中でもジュリアン・レブレイを取り上げます。 ジュリアンのことを考えると、まさに“縁の下の力持ち”という言葉がすぐに頭に浮かびます。目に見えないところで、ジュリアンは疲れを知らず、効果的に、効率的に、私たちの情報技術に関するニーズに応えて、ボランティアで仕事をしてくださっていました。ジュリアンにそのことを言うと、謙遜して「基本的にウェブマスターの仕事をしているだけだよ」と言いますが、彼がした仕事は全くそれ以上のものでした。ジュリアンに関しては、マークフェリスによると「彼は基金のために本当に類い稀な仕事をしてくれました。とくにウェブサイトに関してです。ジュリアンはオンライン登録システム、(これによって私たちはイベントに登録した人たちを記録することができました。)ニュースレター配信、(1万人以上の人に届けられています)そして先日760万円の寄付を集めることができた東京マラソンでの寄付システムまでを開発してくださいました。また、イベントがあった際、事務局としてゲスト対応も手伝ってくれました。驚くべきことに、彼はこれらを、とても忙しい自分の普段の仕事に付け加えてやってくれていました。」
私たちはジュリアンに悲しいさようならを言わなければなりません。彼は故郷フランスに帰る準備をしているからです。「私はフランスのブリタニーに生まれ、モンサンミシェルとサンマロのあたりにある、小さな街と心地の良い田舎の間で育ちました。私はアビニョンで勉学を修め、ヨーロッパ、カナダなど様々な場所で仕事をしました。そして婚約者が日本で勉強を終了するところだったために3年前に日本に来ました。」ご近所づきあいが密で、町の雑貨屋では顔も名前もお互いが知っているような小さな町で育った彼は、通勤時間が長くなるにもかかわらず、埼玉に住むことを選びました。埼玉には200万人の人口がありますが、ジュリアンは「埼玉はのんびりしているし、小さくて、家族志向だと思います。私は田舎の雰囲気に慣れているので、近いものを感じました。」
ジュリアンは自分の分野である、言語技術とコンピュータのより高度な勉強をするためにフランスにもどります。彼によると、その言語技術とは「言語学とコンピューターサイエンスの間の学問です。多言語の環境、転写、索引、動画ファイルでの情報検索など様々なものに適応できます。」彼の知識と経験はアセンダントビジネスソリューションズの従業員と、そしてジュリアンがアセンダントに入社する1か月前に設立されたタイラー基金にとって情報技術のニーズを埋めるカギでした。ジュリアンは「基金がかかわっている子供たちには一度も会ったことはありませんが、大変な状況にあるご家族を助けることにつながる仕事をしている、と考えることはとても素晴らしいことでした。自分の家族が深刻な病気にあるとき、助けてくれる人が周りにいるということの価値は、私はよく知っています。」
彼は趣味として、日本の伝統楽器、和太鼓を楽しんでいます。彼はそれが「体全体を使い、遊びの要素もたくさんあるので」楽しいとのこと。また水泳やハイキングもやっています。「私は日光や那須のあたりが好きです。このあたりはほとんどの場所を見て回る訪れる機会がありました。男体山がお勧めです。富士山のように登るのは大変ですが、頂上からの眺めはただただ感動的で登るだけの価値はあります。」そしてもちろん、タイラー基金へも自分の時間を費やしてくださいました!「タイラー基金のために働くのはとても楽しいです。もちろん自分のお金を寄付することも大きなサポートですが、イベントを手助けすること、基金の活動に自分の時間を割くこともとても大きなサポートです。日本やその他各国からの国際的な視野を持った人々に出会える場所でもあります。自分自身が実際にそのような経験をするまではなかなかチャリティーの恩恵などはわかりません。ここで働いている間、それがいかに重要なのかがわかりました。フランスにもどりますが、私は今後も非営利活動への参加をし続けたいと思っています。私はみなさんにトライしてみることをお勧めします!」
これは最後のさよならではありません。ジュリアンはタイラー基金を今後もサポートし続けてくださるとのことです。ジュリアン、勉強を頑張ってくださいね!そしてスターボランティアをありがとうございました。ジュリアン、シャインオン!
ケリー・ゴッドバウト
傑出したボランティアに共通しているものは?情熱です!タイラー基金にとって、基金のミッションと子どもたちへの思いを、はっきりと明確に、情熱をもって語ってくれる存在が、ボランティアの中心的存在、ケリー・ゴッドバウトです。理事長のキム・フォーサイスは彼女について、「ケリーはピュアなエネルギーの持ち主であり、理想のボランティア像そのもの。彼女は基金のミッション、ゴール、プログラムを完璧に、大切に理解して、誇りをもって外部に語ってくれるんです!新たなスポンサー探しにおいても大変助けられています。」と語っています。ケリー自身の言葉からも、彼女のタイラー基金に携わる姿勢が伝わってきます。「私はただ、強く胸を打たれているんです。他の国では可能であること、例えば入院中の子どもたちが家に戻ることが日本ではできないなんて・・・。でもタイラー基金のプログラム、例えば楽しいパーティを開催したり、絵本の読み聞かせなどを通じて、あまりコストをかけずに、多大なインパクトを与えることができるんです。」
南カリフォルニアで育ったケリーがタイラー基金に深く共感したのは、「集めた資金が直接プログラム、つまり国立成育医療センターに入院中の子どもたちとそのご家族のための活動に届く」という点だと言います。
ケリーは、夫のジム、7年生の息子のマイケル、3年生の娘メーガン、そして救助犬のゴールデン・レトリバーと、1998年から東京で暮らしています。ケリーがキム、そして副理事長のマーク・フェリスと共通の友人を介して知り合ったのは、キムがタイラーを妊娠するよりも前のことでした。「ご近所のネッタが、20年来の友人であるマークとキムをバーベキューに招待したんです。彼らとは、それから月に一度のバーベキュー会で顔を合わせるようになりました。」と語るケリー。彼女はサンディエゴ州立大学でマーケティングを専攻し、子どもたちの学校イベントを通じて、数々のファンドレージングイベント主催経験の持ち主です。そのケリーが、タイラー基金にとって初めてのファンドレージングイベントである“スポーツ・エクストラバガンザ”を手伝うことになったのは、自然な流れでした。ケリーはライブおよびサイレントオークションからゲストのホスピタリティまで、すべてを企画演出し、成功に導いてくれたのです。彼女は当時を振り返り、「それはそれは忙しかったけれど、楽しかったですし、大成功でした!」と語り、またそのイベントでのキムのスピーチを思い出しながら、「あの時のキムの情熱あるスピーチは本当に素晴らしかった。会場には、涙しない人なんていなかったんじゃないかしら。彼女の言葉で、その場にいる誰もが、自分たちがそこにいる意味をかみしめられたのだと思います。」と話してくれました。
ケリーはタイラー基金の他に、ガールスカウトの活動にも情熱を注いでいます。それは、「ガールズが、仲間と一緒に、ガールズプロジェクトに取り組むことの意味と強さを信じている」からだそうです。彼女のグループは今後、“ガールズ・ウォーク・フォー・ガールズ(ガールズのために歩くガールズ)”というイベントを開催して、カンボジアをはじめとする国の、学校へ通うことができない少女たちを支援するために資金を集める予定だといいます。また昨年は、国連の“ナッシング・バット・ネッツ(何もなくても蚊帳を)”というキャンペーンをサポートすることで、蚊帳を必要な人たちに与えるだけでなく、使い方や必要性を教育する運動に貢献したそうです。
このように、ケリーは心から共感し、大切だと信じるプログラムに、情熱を注ぐことのできる女性です。「ケリーは知らない相手にでも、臆せずに『私たちはこんなに素晴らしい活動をしている団体です。支援してください!』と語りかけます。そして、これは本当に不思議なことなのだけれど、ケリーにそう言われた相手はなかなか『No』と言えないんです!」とキムは話します。ケリーは、「タイラー基金は、寄付された資金を責任持って、最大限必要な人のもとへと届けてくれます。だから私も自信を持って『支援してください』と語ることができるんです。そして私がボランティアをするのは、間接的にではあるけれども、タイラー基金の活動を支えることを通じて、子どもたちのためになっていると感じることができるからです。」と話します。「ケリーなしには、タイラー基金がここまで成長することができなかった。」と話すキム。ケリーは今年も引き続き、タイラー基金の主要ファンドレージングイベントで、席や受付、招待など、ホスピタリティ全般を指揮してくれています。10月2日のイベント(ぜひこの日はタイラー基金のイベントにご参加ください!)では、ぜひ輝くボランティア、ケリー・ゴッドバウトの姿を探してみてください。



